前回:シェルノサージュ ネタバレ考察 試練編 第1幕 第一回
さて、引き続きやっていきます。前回同様ネタバレなのでご容赦下さい。
今回で試練編 第1幕については最終回にしたいと思います。続きはセカイパック vol.2後のシェルノサージュスペシャル前後ですかねえ。
目次
プレイヤーとイオンは何をやっている(やらされている)のか?
さて、前回は「どうも『イオン(と呼ばれている少女)』の時系列周りが怪しい」というところまでで終わっていましたが、これを更に掘り進めるため焦点を過去から現在、つまり我々プレーヤーとイオンにフォーカスしてみましょう。
ゲーム内のこの場所はどこなのか?
まずはゲームプレイを通してこちらから見えたいくつかの要所を挙げていきます。
部屋の中
- イオンとプレイヤーはテレビのような端末を通してコミュニケーションをとっている。
- 端末はねりこさんが用意した。
端末はねりこさんが用意したものだということが明らかになっています。当然ですがこれはプレイヤーとイオンが繋がる何かしらの必要がある、ということです。
部屋の外
- 主に天然系(海産物も)の食材が採れる「近くの庭」。
- 主に加工食品や調味料が置いてある「雑貨屋ねりこ」。
- 地面から真空管が生えており電子工作に使えるパーツが手に入る「けもけも」。
- 「世界の壁」というものがある。
- 生き物も小さなものから大きなものまでいる。
後の話ともつながるのですが、外はあらゆるレシピに必要な物が手に入る箱庭的な場所であると推測されます。
夢セカイ
- イオンの夢セカイでイオンの失われた記憶を修復している。
- 記憶を修復するためのシャールシステムがある。
- 夢セカイはイオンの精神世界であり、見られるシナリオは実際の皇位継承の儀当時のラシェーラとは何がか違う…かもしれない。
- ダイブゲートのBGMでは今まで聞き慣れた契絆想界詩(≒通称地文語と呼んでいるもの)が使われている。
- シャールの巣BGMには聞きなれない言語が含まれており、シャールも同じような発音の言葉を話す。
- マイクロクェーサーという装置で少しずつエネルギー(DHW:導体H波)を送っている。
夢セカイは主に「ダイブゲート「記憶の扉の中」「シャールの巣」という3つの空間から成っています。
特にBGMおよび使われている言語は個人的に意味があると思っています。つまり、どれも記憶修復のためのシステムであり、第三者がイオンへ波動工学的に組み込んでいる可能性があるということです。
実際、先日の土屋Dの読者質問回答コーナーではデートスポットのカードについていわゆる「記憶の植え付け」が技術的に可能であることが示唆されています。これと同様にイオンや端末に手が入っているのはあながち夢物語でもないでしょう。
さらに「マイクロクェーサー」です。
ここで「乙世界における波動素子を媒介とした相互導力移動の是非に関する調査書」に一度戻ります。
下のほうにArNosurgeという真空管(トランジスタ)らしきものがありますね。
これは「ジェノム・トロン教本」にある次世代シェルノトロン「アルノサージュ管」でほぼ間違い無いと思います。
アルノサージュ管とは、簡単に抜粋すると
- 現時点で完成品は1つしかない。
- 外宇宙とコンタクトを取ることで無尽蔵にエネルギーを取得可能。
- しかし「一気に」エネルギーが取得できるわけではない。
教本では莫大なエネルギーを「プール」に例えて、第一世代のシェルノトロンを「バケツ一杯の水」、アルノサージュ管を「水道の蛇口」に例えて説明しています。つまり、プールの水をバケツ一杯の水で満たすことはできないが水道の蛇口ならば時間はかかるが可能である。ということだそうです。
それサバンナでも同じ事言えんの?ともかく、マイクロクェーサーはここで登場するアルノサージュ管ではないか?ということです。
では「莫大なエネルギー」ってなにかあったか?と、「乙世界における…」の第四項を見ると次のような文節が見つかります。
i-syen iaz 18000000000000 SH-mag-du tiki ro wa-fen-ne nar-nei-ne
具体的に何のことなのかは言語解析が進んでいないためわかりませんが、SHmagというエネルギーの単位が読み取れます。それも1.8×10の13乗(18兆)SHmagです。
続くduは単位を表す単語なのでこの場合SH-mag-duはSHmag/sと訳しても良いのかなと思います。duは「~を」でした。その後はtiki(高い) ro wa-fen-ne(乙世界における)とあるためともかくラシェーラで何かをするために18兆SHmag/sという莫大なエネルギーが必要っぽいといった程度は読み取れます。
このエネルギー量がどのくらい莫大かというと、例えばアルトネリコシリーズのヒュムノサーバーで各詩魔法に必要なエネルギーが公表されています。
アルトネリコ2では「EXEC_with.METHOD_METAFALICA/.」という詩魔法で、メタファルスに住む住人を全員住まわせることのできるくらい大きな浮遊大陸を紡ぎました。その際に必要なエネルギーを導引する「EXEC_METAFALICA/.」ですら要求流量が13,122,800 SHmag/sです。つまり18兆SHmag/sとはメタファリカが137万1658個ほど作れるほどのエネルギーなんです。正確にはこっちは毎秒なので「EXEC_METAFALICA/.」を381時間続けるだけの流量ということになりますね。
これは規模からして星1つ分くらいを想定して書かれた文章であると考えても良いのではないでしょうか。
また、このレポートは訳にある通り「帝国天文学量子波動学研究所(天文)の要請を受けジェノミライ研究所が相互導力移動を可能とすることを証明したもの」です。
ところで、天文は「グランフェニックス計画」という人類救済計画を掲げています。これはラシェーラという星1つを丸ごとエネルギーとして消費し、別の惑星へテレポートするという荒っぽい計画です。
ん、、、星1つ分のエネルギー…?(わざとらしい)
そう、もしグランフェニックス計画に必要なエネルギーをアルノサージュ管を通して外宇宙から持ってこられたらどうなるでしょうか。イヤッホウこれで解決だ(!?)
マイクロクェーサーには現在これを書いている7/2の時点で2,980,261,581と約30億magが溜まっていますが、これが18兆(毎秒だからさらにもっと?)を超えないと大変なことになる…かもしれません。
でも、結局この箱庭はどこなのでしょう?…と考えると同時に次の疑問が浮かびます。
ラシェーラはどうなった?
単純に考えればゲームでは皇位継承の儀の試練の記憶を思い出そうとしているのだから、皇位継承の儀は終わっているはずです。ではその結果イオンかカノンどちらかが皇帝になったのでしょうか?そして救済される予定だったラシェーラはどうなってしまったのでしょうか?
ただこれについては行われたのがセーブベゼル計画であれグランフェニックス計画であれ次の三択のどれかにしかなりません。
- 救われた
- 救われなかった
- 今まさに救おうとしている最中である
です。とりあえず仮説は先延ばしにするとして次の項目に移ります。
ジェノミライ(genomirai)研究所の思惑
こちらの世界との接点となっているジェノミライ研究所です。「ジェノム・トロン教本」には「I.A.Q.L. 帝立天文学量子波動学研究所 ジェノミライ・第7ディビジョン」とあるので天文の一機関であることが伺えます。実績としては異なる世界間の相互導力移動が可能だという凄いところまで到達しています。シェルノサージュにおいては非常に核心に近いところにいて、何らかの思惑があってこちらにコンタクトを取ってきているのでしょう。
そもそもgenomirai7からして怪しかったんです。
あのiPhoneアプリはラシェーラの人々の様子を見られるアプリであったわけですが、明らかにおかしい点が3つあります。そのうち1つは「にゅろき」ですがこれは省きます(笑)
まずは、
七次元の彼方にいる戦士、蜂起せよ。
七次元の彼方にいる戦士、蜂起せよ。場所はジェノミライドットコム。
場所はhttp://genomirai.com
深夜の街で同時刻に複数の人間がその場に1人だけ棒立ちでこんなことを言い続けるはずがないんです。つまり、この部分はジェノミライからの「やばいお前ら助けて」コールとして見せてきた映像なんじゃないでしょうか。今までこちらに届いた資料は全てジェノミライからのものですし、そこそこ妥当な論だと思います。
もう1つ着目してみたいのは1人で謎めいた言動をする少女です。
「天文と地文それぞれの諍いは愚かだ」「そんな人を星は愛しているのか」「可能性は無限に近くありどこかに必ず世の摂理があるはず。そしてそこへ辿り着きたい」といった内容です。これもただの住人ではなく誰かの想いなのではないでしょうか?
更にMr.紅月氏によるとジェノミライからの謎のパケットは月から飛んできているそうです。
ねりこさんって何者?
実際に話もしているのにわかるようで全然わからない。そんな印象を皆さん受けていると思います。
ただねりこさんは恐らくほとんど全てのことを知っている人物なのでしょう。
その発言を色々抜粋してみたいと思います。
この世界には、
時間の概念があるようで、ない-鍵となるのは、とうだいもり……
イオンの記憶じゃ。
一般的なSFネタですが高次元世界での時間の概念は低次元世界とはブレます。それが七次元の彼方となればさらに。またやはりイオンの記憶がキーなのは間違いないようです。
(第1幕の詩魔法終了後)
先刻思い出した、お前さんの「能力」…。
それこそが、お前さんがここにいる一等の原因になっておる。
イオンにはある特殊な能力があります。第1幕では咲かせた蓮の花にウェーブバーストを防ぐ力を持たせました。
これにはイオン自身に「ウェーブバーストを防ぐことについての知識がある」つまりはウェーブバーストも波動ですから、その波動の仕組みと打ち消すための理論を知っていれば効能が出る(のかもしれない)といった感じです。
ちなみにイオンの能力についてはイオンとテレフンケンが第1幕の最後で軌道エレベイタから万珠沙羅の町を見下ろした際に次のような会話をしています。
テ「これは花?ずいぶん大きいね。いったい何を想い描いたの?」
イ「えっ、と…。小さいころ、おうちの池にさいてた蓮のコト、思い出して……。」
テ「そっか。ウェーブバーストの雨を、ハスの葉っぱが防いでくれれば、って思ったんだね」
(中略)
※万珠沙羅の町とジェノメトリクスで想い描いた町を振り返りながら
イ「どんな場所に、何があって、どんな風にできてるのか……細かいところまでぜんぶわかる、っていうか……。」
再度ねりこさんのセリフに戻ります。
(第1幕終了後)
あやつに心を捧げようと思うな。
あくまで線を引いて付き合うのじゃ。だが、あやつの心は奪え。
あやつがお前さんの虜になるように振る舞うのじゃよ。あやつの記憶が蘇っていけば、次第に色々なことがわかってくるじゃろうが…。
その時に、お前さんがあやつに心を捧げてしまっていると、取り返しのつかないことになるやもしれん。
物騒です!ただ何もかもイオン次第ということだけはわかります。しかも、それはプレイヤーがイオンちゃんトントンprprなスタンスでいては良くない結果を生みかねないということらしいです。
(イオントークパックVol.1で)
あれがなかったら、もう少しおぬしで遊べたかもしれんのじゃが…。
どうもねりこさんが部屋に来るには時間的な制約があるようなんです。毎回すぐ帰っちゃいますしね。
(雑貨屋ねりこについて)
前にも話した通り、我の店は奴のテリトリーではないからの。やはり少しばかり元気がなくなるようじゃが-
テリトリーではないから元気がなくなる、というとアルトネリコとレーヴァテイルの受信範囲のことを思い出します。
つまり自分に合った場所にいないと弱体化するといった感じです。それと同じようなことがイオンにも当てはまるの…でしょうか?
ねりこさんが以前イオンの監視映像に現れたときは、監視者からするとどこかイレギュラーであるような印象を受けます。更に突如出てきて消えているので、彼女はそのための手段を持っていることになります。
ゆえに、あの監視映像も無限にある可能性世界の1つでしかなく、そこにねりこさんがたまたま現れた…つまりねりこさんはこちらの世界に対して7次元的な俯瞰視点を得ているのではないでしょうか?
あとはねりこさんの見た目です。これについては怪しい画像を作りました。
既に方々で言われていることなんですが、ねりこさんとキャスは目と髪を始めとした全体的なカラーが。ネイとは黒白の縞ニーソックスが似ているんですよ…。
ここまでくると邪推すぎますけど、一応キャラクターデザインのntny氏はねりこさんの格好には意味があると言及されていたので、どうも気になるんですよね。あと巨乳と言えばカノン様ですし、今後褐色のキャラが出てきたらますます怪しくなってきます。
仮に、仮にですよ、この3者が合体しているんだとしてその手段はあるんでしょうか?
これがあるんです。それはジェノム・トロン教本にあるジェノムとの完全同調や乗っ取りです。
ジェノムと完全同調をすれば容姿が変わりますし、また宿主の同意を得たり、もしくは「こいつダメだ」と思うとジェノムが宿主を乗っ取ることができます。乗っ取ったその後は「五重螺旋以上の遺伝子を持つ人間でありジェノム」でもあるわけですから、DNS鎖の許す限り人間・ジェノム・シェルノトロン全てと同調することができる存在になるんだと思います。
なのでねりこさんは「誰かが人間・ジェノム・シェルノトロンと同調をして部屋に来ている存在なのではないか」という1つの仮説が立ちます。同調の度合いはたぶん姿が変わりそれを数時間は維持できる完全同調だと思います。もしくは永遠に1つになれる「唯我」を繰り返したと考えることも出来るかもしれません。とりあえず同調か、同調した結果使用する能力など何らかの時間制限があるのはわかります。
考察まとめと仮説
さて、これで外れるとものすごい恥ずかしいのですが、燃料投下が目的なので前述した各項目について1つの仮説というかシナリオを考えてみました。あんまり過剰に反応しないでねこのへん…w
なお、イオンを「皇女イオン」と拉致された「少女イオン」に分けて考えています。こうしないと今のところ色々説明がつかないので。
人類救済計画を中心に見る設定考察
まず結論ですが、天文も地文も人類救済計画には失敗し、今は再び手を取り合い計画を再編しやり直している最中だと思われます。セーブベゼル計画は人の想い次第、もっと言ってしまえば「星自体が愚かな人間を救いたいと思っているか次第」という大きな弱点が、グランフェニックス計画には必要なエネルギーを得るために星を犠牲にするというリスクがあります。前者は計画そのものの弱点により失敗し、後者は「皇女イオン」の能力不足によりそもそも皇帝になれず計画そのものが行えなかったものと推察されます。(つまり今のところ皇帝にはカノンがなった…と思っています。あるいはイオンが皇帝になったとしても、天文の言いなりにはならないでしょう。何か別の方法を模索するはずです。)
そういうこうしているうちにも恒星ベゼルはラシェーラを滅びへといざないます。要するに星を救う手段が絶たれ、このままでは程なくして滅んでしまうという崖っぷちの状況です。
そこで天文と地文の偉い人は考えました。もはやきのこたけのこのように争っている場合ではないと。
そして今現在はセーブベゼル計画の主軸であった「星を救いたいというみんなの想いの力の集約(≒チェイン)」を「天文(ジェノミライ)の持つアルノサージュ管を用いた外宇宙からの想いの供給」と合わせた新しい救済計画を進めている最中なのではないかなと。計画が変更された状態で今も進んでいるという根拠だけはジェノミライ研究所が我々の世界にコンタクトをとっていることからもほぼ明らかです。
ではその計画の詳細はどういったものか。それは「少女イオンの記憶の修復(≒植え付け)による星が救われたという事象の確定」です。
再度になりますが、少女イオンは特殊な力を持っています。それは世界の形を詳細にイメージし、そのイメージを実現する能力なのではないでしょうか。だからウェーブバーストを防ぐことくらいなんてことないのです。これはもう星の意思に近い存在だといって良いレベルかも知れません。
実際の試練編 第1幕では、様々な力不足から(記憶修復前のように)万珠沙羅は滅んでしまったのかもしれません。しかし特殊な力を持つイオンが記憶を思い出すという形で「救われた世界」を観測すれば、その事象が確定して万珠沙羅を始め星はめでたく守られる…となるわけです。
そこでジェミライ研究所はこうも考えます。「向こうの世界(アース)は可能性世界として無数にあるのだからそのどれかが星が救われた結果にたどり着けば良い」と。そうしてそこらじゅうの可能性世界に特異点(こちらの世界では月)を設定し、我々の世界へコンタクトをとってきて無数のシミュレーションを行なっている…といういきさつがあるのではないでしょうか。
もっと効率的な方法としては生身の少女イオンを直接相手にするのではなく、少女イオンの精神世界へ干渉しそこにラシェーラ側の特異点を作り、更にその中で記憶の修復(という植え付け)を試みるといったものです。故に、あの部屋を含む箱庭世界はイオンの精神世界であり、夢セカイへのダイブは二重のダイブだという可能性があります。
そろそろ苦しくなってきたので、時系列的にまとめると大体こんな感じ。
- 実際の人類救済計画においては皇女カノンはセーブベゼル自体の弱点により失敗し、皇女イオンも恐らく星を救うための知識不足や能力不足で失敗した。もしくは手詰まりになりつつある。
- このあたりで天文と地文は焦って手を取り合う。
- 天文が特殊能力(自身で作ったイメージを事象として確定させる能力)を持った「ユ」で始まる名前の少女の存在に気づき、これをほぼ確信に変えていく。
- 天文が少女イオンを拉致する。様々な実験の結果、仮説はますます信ぴょう性を帯びる。
- この時点で新しい救済計画(少女に救われた世界をイメージ・観測させ世界を救う計画)が正式に策定され、ジェノミライ研究所が計画の実施機関を設置する。
- 滅びの中でもなんとか生き残った、皇女イオンに縁の深い人物(キャスやネイ?)が選定され、星を救うという利害で一致し半ば強引な手段(特殊能力を持つジェノムやシェルノトロンとの同調や乗っ取られ等)を行い、少女イオンの精神世界を管理する人としてねりこさんとなる。
- ねりこさんが少女イオンの精神世界中に特異点を設定する。この特異点とは「雑貨屋ねりこ」である。ゆえに精神世界中の少女イオンにとってはアウェーな場所ということになる。
- 更に少女イオンの精神世界中に夢セカイ(ダイブ)システムやシャールシステム、ジェノメトリクスが組み込まれる。
- そして少女イオンは星を救うための知識(波動科学や電子工作に関すること)を教えこまれ、一方で邪魔な少女時代の記憶は消去される。
- そうした経緯であの部屋(精神世界)で星を救う知識と能力を与えられた状態でプレイヤーと一緒に試練の当時を記憶の修復という名目で追体験し、皇位継承の儀の際に起きたことの結果を変える。すると少女イオンの特殊能力により実際に星が救われていく。
※だからゲーム内のイオンに「既に世界は滅んでいる」と確信させてしまうと、その事象が確定されてしまい計画がおじゃんになるためねりこさんのあのセリフにつながる。 - この作業を無数の可能性世界で繰り返し、死ぬ寸前までいった星が救われるケースを探すシミュレーションが行われる。
- そして同時にアルノサージュ管(マイクロクェーサー)を通して外宇宙から想いのエネルギーを集め始めている。
- 最終的には我々の送信した想いの力を使って、当初のセーブベゼル計画およびグランフェニックス計画両方を行うの条件が満たされることになるため天文地文はやはり水面下では1つにならない(が、エネルギーがあるのであまり喧嘩もしない)。また、星が救われたあとに声帯を賜る皇帝が誰になっているのかは不明。
- その後、無尽蔵のエネルギーを使って別惑星へワープする熱心な天文派の集団と、救われた星に残る集団に別れる。
こうすると一応、時系列の矛盾もギリギリ説明が付くと思うのですがどうでしょうか。
やっとおわりです
正直ついてこれている人、もしくはついて行きたいかたが何名いらっしゃるかわからない中、全二回にわたって長文考察(妄想)をお届けしましたが如何だったでしょうか。
今までにも「天文は元々地文の一組織だった」とかいう考察が当たっていて嬉しかったので今回もちょっとは当たるといいですが、もうほどなくセカイパック vol.2が出るためその展開によってはまた仮説を覆すこともあると思います。
シェルノサージュはその性質上、シナリオを見るだけならそんなに時間がかかりません。なので悪く言うとダレる一面もあるのでまあこんな風にセカイパック発売直前(シェルノサージュ スペシャルの配信あたり)でこういう記事書けていけたらいいなー…と。
考察についてはもちろん別の考察もあると思いますし、自分自身やっぱりこの限られた情報で妄想した一連の内容はなんとなく腑に落ちていません(特にねりこさん周りと、皇女イオンと少女イオンがそれぞれ存在するのか辺り)。それについてあーでもないこーでもないと語ること自体が楽しみなわけですから、今後ともよろしくお願いします。
次のシナリオまであと2日!
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コメント
考察お疲れ様です。
今更ですが楽しく読ませて頂きました。
大凡の主軸は当たっているのでは無いでしょうか。と思います。
電撃PSでねりこさんの容姿に似た「ジル」という人物が公開され、
面白くなってくる頃ですね。
イオンに心を捧げることには──ならないといいのですね。