惡の華

惡の華(1) (少年マガジンKC)
惡の華(1) (少年マガジンKC)

オススメだというので読んでみましたが面白かったです。

惡の華 – Wikipedia

クラスの美少女・佐伯奈々子に密かに想いを寄せる春日高男。ある日の放課後、出来心により彼女の体操着を盗んでしまうが、その様子は嫌われ者の女子・仲村佐和に目撃されていた。窮地に陥り、仲村からの無茶な要求に翻弄される中、意外なきっかけから佐伯との距離が縮まり、春日は恋心と背徳の自己矛盾に苛まれる。そんな彼に呼応するかの如く、佐伯も内に秘めた意思を徐々に示すようになるが・・・。
現実社会の閉塞感に自己認識を見出せず、遣る瀬無い自我を抱える3人の中学生のアイデンティティは互いに交錯し、儚い逸脱へと向かっていく。
この通り変態の話です(;´д`)
これを読んでいると、とある事件にもならなかった程度の出来事を思い出します。
ときは小学6年生、プールの授業があった夏の日の放課後。クラブ活動中で生徒は全員各クラブの部室にいました。僕は工作クラブだったので図工室にいたわけなのですが、ふと忘れ物をしていたのを思い出し、自分の教室にそれを取りにいきました。
教室へ着くとなぜか他にも人影が。
そこでどうしてそうしたのかはわかりませんが、隠れてこっそり様子を見ると、クラスメイトのA君が教室の通路側に吊されてあった水着袋(プールの授業があったので、つまり中には使用済みの濡れた水着が入っています)からとある女子生徒の水着を取り出し股の辺りをクンカクンカスーハースーハーというかジュルジュルと吸っていたのです。
彼も近づいた僕にそのうち気付き動転して「お、俺じゃない!」みたいなことを言って逃げていきました。
結局、この件は唯一の目撃者である僕が何も言わなかったため事件にすらなりませんでした。また当時クラブ活動の時間には部室にいるのが当たり前だと思い込んでいた僕は、なるほどこの時間帯なら教室に誰もいないんだしやりたい放題なんだなあと、子供ながらに小学校の内部犯行に対する脆さを学んだのでした。
目に見えるところでは誰も傷付かなかったのだし、今でもたぶん事件にしなくて良かったんだろうなと思います。むしろ彼が知恵を働かせて先に「ぴろがジュルジュルやってた!」とか言われなくて本当に良かったと思います。
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