本題じゃない方を先に。
『FF14』が980円特価セール中!
どのゲームでも経済と交通の中心都市以外は過疎化しますし、実際プレイしている様子を見てもその中心都市は普通のMMO程度には賑わっていたので瑣事なのですが、これからどうしていくんでしょうね。
姉妹タイトルのFF11は欧米MMOの代表作「EverQuest」を上手くパクりアレンジした名作で、高度な敵対心バトルや競売システム、ミッションやバトルフィールド等、日本人には初めての体験をもたらしてくれたゲームであっただろうと思います。
しかし新タイトルのFF14はどの要素も「いつかどこかで見たような」もので目新しさがなく、プレイヤーに新しい体験をさせるところまではいけませんでした。別に潰れる心配まではしていないのですが、このまま普通のMMOで終わってしまうのかなあといった寂しさがあります。不調な中だと改修もままならないので大変だとは思いますが、頑張って欲しいですね。
穢翼のユースティア Official Web -Portal Page-(エロゲー)
そしてこれが本題。
このオーガストというメーカーのソフトはやったことがなかったのですが、前評判が非常に高いのでやってみました。凄く面白かったです。
通常こういったギャルゲーやエロゲーだと、日常ルートから各ヒロインルートへ分岐する構成が一般的なので、どうしても話が薄くなりがちです。また複数のヒロインを攻略しようとすると、日常ルートも複数回やらなきゃいけなくなったりしてどこかだるい。
しかしこのユースティアはメインとなるストーリーがあり、その中で各ヒロインへ順番にスポットを当てながら主人公が深く関わっていく構成を取っているので、全体として話の層がとても分厚く歯ごたえのあるものとなっています。
物語が進めばそのステージも「牢獄」と呼ばれる所謂スラム街に近いようなところから、「下層」と呼ばれる一般街区、「上層」と呼ばれる貴族の住む街へとシフトしていき、「牢獄」出身の主人公がその各ステージにおいて、「立場が変われば考えたかも変わる」ことと葛藤しながら都市の謎を解き明かしていく姿も重要なテーマであり見所でしょう。
悪い点を挙げればキャラがハンコ絵なのと(笑)(っていうこともあって今までこのメーカーに触れていなかったんです)、エロ目的で買った人には不満が残ろうなといったところです。私の場合、18禁のゲームは直接的な表現ができるというところを買っているので。
プレイ時間は全ルートやって20時間くらいでした。各ヒロインに逸れてもそこから1時間も掛からないので、メインルートだけ進めても15時間くらいはかかるでしょう。
今作、おすすめです。