公式サイトを見て頂くと分かります通りクローズドサークル要素のあるいわゆる陵辱ゲーです。なのでやる気はなかったのですが「ただの陵辱ゲーじゃなくてちゃんとストーリーがある」と推されたのでやってみました。
感想は、うーん…たしかに「ただの陵辱ゲー」 ではありませんでした。
ですがクローズドサークルものとしてのオチはそんなに真新しいものではありませんでしたし、これをストーリーがあると言って良いものかどうか。これでは私を含め全国のクローズドサークルマニアの皆さんには難色を示されそうです。
しかしながら主幹である陵辱要素につきましては一目置くべきで『陵辱ゲームのデザインパターン集』と言って良いくらいよくこんだけネタを集めたなと思わされるくらいシーンが豊富です。一方それだけに「どんな嗜好の人から見ても気に入るシーンと苦手なシーンがある」というゲームになってしまっているのは商品としては残念なのかもしれません。
あと声優さんがすごいっていうかもはやエロとかどうでも良くて「絶叫することに価値がある」と言わんばかりの演技はなかなか他のタイトルでは聞くことが出来ないでしょう。
以上の点から見てもこのタイトルはCLOCKUPのチャレンジ精神溢れる作品と言えます。ゲームとしてはどうかと思うけどエロゲ史には名を残すことでしょう。
あと「euphoria」っていうblogや何かの作品のタイトルに付けられそうな名前だけに要らぬ被害を受けたであろうかた、ご愁傷様でした。