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2008年の作品で、前回レビューしたクロウカシスより前のイノグレ作品です。同メーカーのカルタグラと登場人物が一部つながっています。といってもカルタグラプレイ必須というほどではありません、でもあちらも面白いので是非。
ストーリーはいつもの通り猟奇的事件を題材にした探偵推理小説です。最初の遺体のCGを見るとイノグレファンとしては「ああ、帰ってきたな…」とどこか落ち着いた気分になるでしょう(
結構ちゃんとした推理パートや探索パートがありますが素直に考えればわかるくらいの程よい難易度です。少なくともクロウカシスほどには難しくありません。全エンドを見るにはちょっと探索パートを頑張らないといけないでしょう。
そして、現在この殻ノ少女の続編として虚ノ少女が開発中です。(ただ中見ちゃうとネタバレがあるので注意)どうもこちらも「カラノショウジョ」と読むそうです。是非カルタグラ、殻ノ少女、虚ノ少女と続けてプレイしその世界観を楽しんでもらいたいなと思います。
ちなみに本作を含む以下4つの作品が1つにまとめられ「Innocent Grey premium box『PARANOIA』」として発売されています。値段からしてもこれを買ったほうがオトクですね。
Innocent Grey premium box 「PARANOIA(パラノイア)」
- カルタグラ~ツキ狂イノ病~
- PP ピアニッシモ~操リ人形ノ輪舞~
- InnocentGreyファンディスク 和み匣
- 殻ノ少女
今回は9.0点。周回プレイがもう少し楽(ルートが被らない)だったら+0.5点だったでしょう。
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